医療事務の自立支援教育訓練給付金

現代社会において、母子家庭や父子家庭の数は増加傾向にあるそうです。
慰謝料や養育費、母子手当てなどで生活できれば一番望ましいのですが、実際問題は、子供を育てていかなくてはいけないためにも、一生懸命に働かなくてはいけないのが現状のようです。
その際、急に職をさがそうにもなかなか条件におり合わなかったり、給与面での不満がある方が多いのではないでしょうか？

手に職をつけられればもう少し良い条件の仕事がありそうなのに・・・と思ったこともあるかもしれません。
各自治体では、このような母子家庭の支援のために、『自立支援教育訓練給付金』という制度を設けています。

自立支援教育訓練給付制度とは、母子家庭の母親がスキルアップをして就職に有利になるように、各自治体がスキルアップのための受講費を支援してくれる制度です。
もちろん医療事務の講座においても、この制度を取り入れているところがほとんどです。

条件としては、下記のようになっています。
　○ 児童扶養手当支給水準の母子世帯であること
　○ 当該教育訓練を受けることが適職に就くために必要であると認められる者
　○ 雇用保険の教育訓練給付の受給資格を有していない者
　○ 過去にこの制度を利用したことがない者

給付を受けるには、期限内に申請をしないといけません。また、給付してもらえる金額は各自治体によって異なりますので、ご自分が住んでいる自治体に確認してみてください。

さらに自治体によっては、母子家庭の母親を対象にした『医療事務講座』を開いているところもあります。
ご自分で、医療事務の教室や講座を探しても良いですが、このように自治体が開催するものに参加をことにより、同じ境遇の方達とも励ましあいながら勉強が出来るというメリットがありますね。