医療事務に向いている人とは?

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病気になって病院へ行った時に、すぐに診察室へ向かう人なんていませんよね?
まずは、病院の受付へ行くのが通常です。
受付に座っているのは、医師でも看護師でもありません。

医療事務の人たちです。
医療事務という仕事は、いわば病院の大事な顔!なのです。
医師や看護師よりも先に患者さんに会うのですから、病院のイメージが受付で決まってしまうと言ってもいいかもしれませんね。

そのため、病院によっては医療事務員にマナーの研修を実施するところもあります。
病院にくる患者さんは、体調が不調のためイライラしているかもしれません。
初診の方は、何科にかかったらいいのか分からずにオロオロしているかもしれません。

そのような時に、どのように対応ができるかで患者さんの病院に対する印象が決まってくるでしょう。
いくら正確に仕事がこなせても、患者さんに対して冷たい態度や無愛想な返答をするような受付は、患者さんにも病院にとっても迷惑です。

誠意のある態度やしぐさは、患者さんやその家族に必ず伝わるものです。
医療事務の仕事は病気を治すことではありません。
診察行為はできなくても、具合が悪そうなら座れるところへ案内するとか、看護師に伝えるとか車いすを用意してあげるとか、いろいろと自分にできることは何か考えて行動出来る人になりたいものです。
このような、ちょっとした心遣いが自然にできる人が医療事務に向いているといえるでしょう。

診察が終わった後に、患者さんから「ありがとう」の言葉と笑顔をもらえると、また頑張ろうという気になれますし、医療事務という仕事のやりがいを一番感じることのできる瞬間ではないでしょうか。

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